ヒトの身体は単なる“筋肉+骨”ではなく、複雑な神経系が統合することで初めて“動作”として成立します。 リハビリでは、神経系の機能を理解することが、疼痛・麻痺・動作不全の評価や介入設計の質を決定します。今回は中枢神経系(CNS)を中心に、神経回路・…
本日の内容は脳卒中後の感覚障害に対する装具療法・電気刺激療法についてです。 脳卒中後の感覚障害(触覚・深部感覚・位置覚低下など)は、運動学習・バランス制御・歩行パターンに重大な影響を与えるとされています。 実際、足関節周辺の深部感覚は、歩行…
はじめに 医療現場で遭遇する患者は、整形・神経疾患だけでなく内科疾患を併存することが当たり前になっています。心不全、慢性呼吸器疾患、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)は単独でも機能障害を生みますが、複数疾患が重複するケースも珍しくありません。こうし…
本日もご覧いただきありがとうございます。本日のテーマは腰痛の中でもみらえる仙腸関節(SI関節)障害についてです。 腰痛や骨盤周囲痛を訴える患者さんのなかで、仙腸関節が原因となる割合は15〜25%とも言われています(Cohen 2005, Vanelderen 2010)。 …
椎間板性腰痛は、若手療法士が臨床で遭遇することの多い代表的な腰痛の一つです。 特に長時間の座位や前屈動作で悪化しやすく、椎間板への屈曲ストレスが疼痛の主要因となります。椎間板障害では「屈曲で疼痛が増悪し、伸展で軽減する」という特徴的なパター…